トマホークがシリアに現る
アメリカは、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと判断し
現地時間2018年14日午前4時シリアへ向けて
トマホークを放ちました。
標的は、ダマスカスの
化学兵器研究開発拠点
イギリスとフランスもシリアへの攻撃作戦に参加しました。
アメリカの攻撃には巡航ミサイル「
トマホーク」が使われたと
報じられています。
これが
トマホーク(今回の攻撃とは無関係な動画です。)
トランプ大統領は
攻撃は化学兵器の生産、拡散、使用の抑止が目的で
「
アサド政権が化学物質の使用を中止するまで続ける」と…
TBS NEWS
AFP- BB NEWS
シリア内戦とは? 誰と誰の戦い?
2011年 独裁政権を打倒し民主化を進める革命「アラブの春」が
チュニジアで起こりました。
その後、シリアでも起こりシリア内線が勃発しました。
シリア政府軍(アサド独裁政権)と反政府軍の戦いです。
アサド大統領は、イスラム教のシーア派の分派とされるアラウィー派
そしてシリア国民の多くはスンニン派です。
アラウィー派中心の独裁政権への不満も絡んだ宗教戦争の
様相も呈しています。
内戦は今でも続いており死者数は、10万人を越えているとも言われています。
途中、イスラム国が自らの国家を作ろうと内戦が続くシリアの混乱に乗じて
勢力を伸ばしシリア内線が複雑化しましたが
米軍主導の有志連合、そしてロシア軍の軍事作戦で
イスラム国は主要拠点を失いほぼ壊滅状態となりました。
現状ではアサド政権が支配地域を広げており、反体制派は劣勢に…
何故? アメリカ、イギリス、フランスそしてロシアが軍事介入しているの?
アメリカ
・アサド政権が化学兵器を使用することが許せない
・シリアは反米国家
・ロシアは、化学兵器の使用を阻止できていない
・シリアを支援しているロシアへのけん制
・イスラム国の壊滅
イギリス、フランス
・アサド政権が化学兵器を使用することが許せない
・ロシアは、化学兵器の使用を阻止できていない
・シリア難民受け入れ問題
ロシア
・冷戦時代からシリア政府軍の支援をしている
・EU諸国の難民受け入れ問題を解決するため
・シリア系ロシア人やロシア系シリア人との血のつながりを守るため
・イスラム国の壊滅
どれも納得する理由ですが…
シリア内戦ではなく「
代理戦争」と呼ばれているのにも
納得してしまいます。
日本は、どうする?
産経ニュース
日本は、アメリカとの連携もロシアとの連携も大切!
ジレンマ!!
Selena Gomez - My Dilemma
願いは一つ ♡
アメリカも
ロシアも
シリアの政府軍も反政府軍も
イギリスも
フランスも
中国も
北朝鮮も
イラクも
イスラエルも
日本も
世界中の各国が願うのは
世界平和と国民の永遠の安息
目指す先は同じ!
なのに
違うプロセスを選ぶ
宗教が違う
綺麗事じゃ前に進まない
正義は一つじゃない
何もかもが目まぐるしい…
トランプ大統領も
プーチン大統領も
安倍首相も
笑顔は優しくて素敵だから
世界から戦争をなくして欲しいと心から思います。
みんな協力するから
人類いや地球に選ばれたHEROなのだから…
安室奈美恵「Hero」
レクイエム(Requiem)
Requiem aeternam dona eis, Domine
et lux perpetua luceat eis
永遠の安息を、与えてください、世界中に、主よ
そして絶えることのない光が、輝きますように、世界中に
モーツァルト 《レクイエム》全曲 カラヤン指揮/ベルリン・フィル(1961)
We Are The World